ブログ
Blog
2019.12.16
ハウツー社交ダンスの始め方ガイド|タキガワダンススクール
社交ダンスの始め方について
初心者の方は、まずは自分に一番あった状況でダンスをスタートすることがおすすめです。ダンスを続けていくには、環境が非常に大事です。よく自分にあった環境を選んで、ダンスをすることが長続きする為に非常に重要な要素だと思います。
ここでは、ダンスを習う際のレッスンの受け方について詳しくお話します。
社交ダンスの世界では、ダンスを覚える方法は大まかに分けて2つの方法があります。
教室や個人に、1対1のレッスンを受ける
サークルやグループレッスンで、一緒にレッスンを受ける
それぞれ、メリット・デメリットがあります。
長年社交ダンスの世界に関わってきたプロの視点から、できるだけ客観的に書きたいと思います。
グループレッスン・サークル
グループで社交ダンスを始めることのメリットは、色々あります。
メリット
- 同じスタートでみんなと一緒に覚えるので、安心出来る
- 安い費用で始められるので、気軽にできる
- 多くの人がいるので、ダンスの世界が広がりやすい
- ダンスのこと以外でも、仲間と楽しめる機会が多い
デメリット
- グループによってレベルがあるので、ある程度上達すると内容が足りなくなってくる
- 全体に合わせるため、物足りない・ついていけない、といったことが出てくる
- 個々人の解釈で覚えるので、間違った技術も混じってしまう
- 時間が自分の都合に合わない場合がある
と、色々あるのですが、ある程度体力がある40~50才以下の方であれば、グループレッスンまたはサークルで社交ダンスをスタートすることは、非常にダンスを続けるのに有効だと思います。
逆に、40~50才以上になると、個々人の体力的な差が大きいのでグループレッスンについていけない事が多々あります。
特に初心者のためのサークルは極端に少ないため、個人レッスンでスタートすることは、良いことかもしれません。
金額
ダンス教室のグループレッスンの金額は、1500円~2000円ぐらいで45分~60分が相場かと思います。
公民館のダンスサークルなどは、1000円~1500円ぐらいかと思います。
非営利グループであれば、1回500円ぐらいからの所もあると思います。
個人レッスン・プライベートレッスン
個人レッスンもメリット・デメリットがあります。
メリット
- 個人に合わせたレッスンが受けられるので無理が少ない
- 細かい点、深い点まで知ることができるので間違った技術を覚えないですむ
- 上手な相手(先生)と踊れるので、上達割合が早い
自分の時間に合わせやすい
デメリット
- グループに比べてどうしても値段が高くなる
- 先生のレッスン技量にばらつきがおおきい
- 特定の人としか会わないので、ダンスの世界が広がりにくく視野が狭くなりやすい
- 教室によっては、デモンストレーションなどの出演を勧められる
やはり個人レッスンの最大のメリットは、自分に必要なことが受けられるということでしょう。
短時間で最大限の効果を得たい人は、個人レッスン以外に選択肢はないと思います。そのかわり、ひとりの先生を独占するわけなので、費用は格段に上がってしまいます。
そして、どんどん上達したいと思うのであれば、最終的には個人レッスンは必ず必要です。ただし始めたばかりの段階では、必ずしも必要とも思えません。
自分のペースで覚えたい方、目標があって少しでも早く上達したい方、正しいダンスを覚えたい方などに、おすすめです。
金額
多くの場合は講師の競技レベルによって変わってきます。
大会で活躍している先生ほど金額が高くなるのが普通ですね。
一番安くて3000円/30分ぐらいから、一般的に4000円/30分、高い先生だと5000円/30分。日本のファイナリストクラスになると6000円~7000円ぐらいになるかと思います。
個人レッスンに通っていると、高額なデモンストレーション(発表会)を勧められる場合があると思いますが、出演したくないのであれば、はっきりと、出ることが難しいと伝えれば問題ありません。
このご時世、先生の方は一人でも生徒さんが来てほしい状況なので、デモンストレーションを断ったからと言って、あからさまに差別をするようなことはないでしょう。もしそんなことがあれば、即刻その先生からは離れるべきでしょう。
まとめ
個人レッスン・グループレッスン、どちらの選択肢も、間違いではないと思います。
メリット・デメリットを良く考えて、自分にあう環境を見つけることが一番でしょう。
どの教室やサークルでも体験レッスンを受けることができると思います。
まずは参加してみて、良いなと思ったところで始めてみましょう。
不安があるのであれば、複数個所体験してからでも問題ありません。
注意
ひとつ注意してほしいことがあります。
それは、アマチュアの方や、教師免許を持っていない方、プロの教師としての経験がない方などに習わない方が良い、ということです。
やはり、専門に教えている先生とそうではない先生では、知識や教え方にかなりの差があります。(もちろん、アマチュアの方でも知識豊富で教え方が豊富な方もいると思いますし、その逆で、プロの講師でも教えるのが下手だったりひどい知識だったりする講師もいると思いますが、統計的なお話です)
良い教室・先生を見わけることについても書いた記事もありますので、参考にしてみてください。
⇒
関連:
⇒