ご無沙汰しております。滝川です。
2023年も、光の速さで終わろうとしています。

コロナ過からの復帰が今年のキーワードでしたが、一度崩れたものは元には戻らない、というのを身をもって体験しました。
2022年の時から、もう元には戻らないのだろうな、とは思ってはいたのですが、やはりそれを実感すると、とても重いな、と感じてしまいます。

何が戻らなくなったのかというと、人の流れと、元気の良さ、そして使えるお金です。

①人の流れ

これは、都内では非常に顕著に影響が出ています。オフィス街は以前に比べ人は少なく、電車も以前ほど混まなくなりました。リモートワークが根付いたといえば、革新的にも聞こえるかもしれませんが、人の流れが減れば、それの影響を受ける業種も多いです。

居酒屋、習い事、など、アフター５を商売にしている業種は、軒並み大きな打撃を受けています。そしてそれは２０２３年でも戻っていません。

②元気の良さ

①に関連すると思うのですが、人々の元気が少しなくなってしまった気がします。出歩くことが減ったり、飲み会や懇親会が減ってしまったことに原因があるような気がします。

今年の渋谷のハロウィンイベントは、いろいろ規制が入ったせいもあるかもしれませんが、ほぼ何もなかったような状況らしいです。地元の人との問題、ということは、いったん置いておいて、単純に若者に元気がなくなるというのは、その国の未来に元気がなくなることだと思います。

③使えるお金

２０２３年は、驚くほど物価が上がりました。

各国のインフレによる利息上昇、それは低利息政策を続けている日本にとっては、当然物価高になります。外食の金額は驚くほど上がりました。給料がそれほど上がらなににもかかわらず、です。

食費はおおむね、1.3～1.5倍ぐらいになったのではないでしょうか？

そして、社会保険料、年金が爆上がりし続けています。

この状況でも給料が上がればいいのですが、多くの人は上がらないようです。それでも、若い子たちの中には、転職を経て１００万単位で給料が上がった子もいるようです。

給料が上がりにくいのは、日本の固定化した雇用規制も影響しているのでは無いでしょうか？

 

以上のような、３つの部分が、元には戻らず、日本に大きな影響を与えているな、と感じました。

タキガワダンススクールの様子

私の教室は、新しいスタッフが入り活躍してくれて、何とか２０２３年も乗り切った、という感じでしょうか。

サークルの入会者数も２００名以上を何とか維持。去年よりほんの少し多くなったかな、という感じです。何とか黒字も出せているので、コロナ渦でたくさんもらった補助金をもらいっぱなしはいけないと思い、頑張って納税しています。

コロナ渦で必死でやってきた形が、いろいろと無理になってきて、サロンやサークルの整理を行いつつ、次の５年に向けた動きを何とかしようともがいています。
新たな事業もこっそりスタートしていたりします。

来年も色々変わってしまった部分を今の流れに合わせながら、少しでも皆さんが社交ダンスを楽しめる環境を作っていきたいと思います。